Hagiwaragumi co.,Ltd

鳶工事一式

鳶工事の
プロフェッショナル

鳶工事とは、建設現場において高所での作業や足場の組立・解体、鉄骨建方、重量物の揚重作業などを主に担当する工事のことであり、鳶工事一式と呼ばれる場合はこれら鳶職が担当する作業・業務全般を総称して示します。

創業70年余年の
確かな技術

鳶工事一式は、足場の組立・解体、鉄骨建方、重量物の揚重など、高所や重量物を扱う建設現場に不可欠な工事を担っています。
特に安全面では、作業員の墜落・落下防止など厳格な管理が要求されるため、法律や規定を遵守しつつ経験豊富な鳶職人の技術力が欠かせません。

  • 足場の組立・解体
  • 鉄骨建方
  • 重量物の揚重・据付
  • 仮設構造物の設置・解体

足場の組立・解体

・ビルや戸建て住宅、橋梁(きょうりょう)などの高所作業を安全に行うために足場を組み立て、工事完了後には解体を行います。
・建築物の形状や高さに合わせて、枠組足場や単管足場、吊り足場などさまざまな形式の足場を設置します。
・安全かつ迅速な作業が求められるため、法律や安全基準に沿った施工が必要です。

鉄骨建方

・ビルや工場などの鉄骨造建築物の骨組みを組み立てる作業です。
・重量物(鉄骨梁・柱など)をクレーンで揚重し、ボルトや溶接などで固定します。
・高所での作業が多いため、落下防止設備や保護具を適切に使用し安全を最優先に施工する必要があります。

重量物の揚重・据付

・機械設備や大型構造物など、重量がある資材をクレーンやホイストで吊り上げ所定の位置に据え付ける作業です。
・搬入ルートの計画や重量計算、吊り具の選定など事前の入念な検討が不可欠です。

仮設構造物の設置・解体

・作業に必要な仮設のステージや作業台、建物を支保(しほ)するための支保工などを設置・解体します。
・仮設計画に基づき、作業性や安全性を考慮して必要な期間だけ設置します。

鳶工事の役割

【安全性の確保】
高所での工事が多いため、安全な足場や作業環境の整備が不可欠です。鳶職の専門技術により、現場の労働災害リスクを下げる役割を担います。

【工期の短縮・効率化】
建設工程の早い段階で足場を組み、建築・設備工事がスムーズに進むようサポートします。
また、鉄骨建方や重量物の据付けを迅速に完了させることで全体の工期短縮に貢献します。

【品質管理】
安定した足場・仮設構造により、作業員が安全に精度の高い施工を行えるようサポートします。
鉄骨建方や重量物据付の際には、鳶職の技術力が建物の精度・強度に影響を与えることもあるため品質を左右する重要な工程です。

鳶工事の流れ

  • 事前調査・計画立案
  • 仮設計画・足場設置
  • 鉄骨建方・重量物揚重
  • 検査・調整
  • 解体・撤去

事前調査・計画立案

建物の形状や高さ、周囲の状況などを調査し、足場形式や重量物搬入経路を検討します。
作業手順や工程、必要な機材・人員計画を立案します。

仮設計画・足場設置

仮設計画に従い、足場の組立や仮設構造物の設置を行います。
作業者が安全かつ効率的に動けるよう、スペースや搬入動線、保護具の設置などを考慮します。

鉄骨建方・重量物揚重

用意したクレーンやホイストなどの機材を使い、鉄骨部材や設備などを所定の位置に据付・固定します。
作業中は、揚重物のバランスや風の影響を常に確認し事故防止に努めます。

検査・調整

鉄骨の位置やボルトの締め付け状態などを確認し、必要に応じて再度修正します。
足場や仮設構造物も安全性を維持できているか点検し、補修・補強を行います。

解体・撤去

鉄骨工事や各種仕上げ工事が完了した段階で、不要となった足場や仮設構造物を順次解体・撤去します。
最後に現場の清掃や資機材の撤去を行い、鳶工事を完了させます。

その他関連作業

徳利(とっくり)と呼ばれるロープを使った高所作業(ロープアクセス)や、橋梁下部での点検・補修などの作業や足場シートの取り付けや火花養生など、現場の状況や工程に応じて細かい業務が発生します。萩原組では、鳶工事のプロフェッショナルが在籍し得ておりますのでお客様のお困りごとに迅速に対応致します。

ご相談・お見積もりは完全無料